外貨建てmmfのコスト削減
保険会社側からみると、高利回りの負債商品となるが、当時、含み益は潤沢で、右肩上がり経済崩壊を想定をもしていなかったから、ALM(アセット・ライァビリティ・マネジメント=資産・負債の総合管理)も、プロダクトミックスの思想もそこにはアビリティなかった。
Aリコの場合も、バブル期に養老保険が爆発的に売れたが、プロフィットセンターがうまく機能し、その難を逃れたことがある。
AIGEジソン生命としては、E畠東京エージェンシー総支社長の例が最近の例ではわかりやすい。
メガブランチ第1号の名古屋時代に、全体売り上げで全国NO1支社のポジションにいた。
ところがE畠総支社長は「K岡社長から、名指しで、おしかりを受けた。
売り上げの6割が『えんドル君』という年金商品だったからだ。
貯蓄型の人気商品で、しかも銀行でも売っている商品だ。
コンサルティング営業の商品が主力であるべきで、いってみれば、筋肉のない脂肪だらけの売り上げ内容だったわけだ。
なんでも目先、売りやすく儲かる商品を売ればよいということではないという反省に立って、17年下半期には年金型を全体の2割とし、筋肉質の内容にしたうえで、2位」となり、名誉を挽回した。
後述するマトリックス手法の効果も大だし、社内への説得力が大きいことも特徴だ。
神T本部長は「売りやすいものばかり売ると、足腰が弱くなり、収益性も損なうので、総量規制をかけることもある」と戒める。
一時払い年金商品「えんドル君」は人気商品だが、為替の推移によって急に解約が増えたり、売れなくなったりする、保険というより資産運用商品だ。
円高で買って円安で売るというのが効率的だという為替差益狙いの商品となると、プロデューサー(営業社員)のセールストークは「円高だから買いませんか」「円安になったから解約しましょう」ということになりがちになる。
17年6月には、金利上昇リスクをヘッジした「えんドル君プラス」を投入した。
「えんドル君プラス」では、為替だけでなく解約時の金利も解約返戻金に影響する。
このため「プロデューサーも『円高で買って、円安で売る」という話法ができず、投資商品的な売り方から年金商品として販売をするというように根本的に売り方を変えないといけません。
ドルはドルとして使い道はあるわけです。
最近はシニアな方でも随分海外旅行にいくので、その際でもドルは有効なわけです。
快適な暮らしを実現するための外貨建てmmfの実現に向けて、関者および他団体等と連携し国内外での外貨建てmmfの創造、積極的な政策提言を行っています。
